Mon 16 November 2020

古いグランドセイコーをコンプリートサービスに出してみた

1. 61 系グランドセイコーを修理したい

Grand Seiko 61 系の特別調整モデルをヤフオクで 62500 円で手にいれた。中古市場では 12 万円ぐらいから 30 万円ぐらいで取引されている時計。 説明では、動品ということだったが届いた品物は幾つかの機構に不具合をかかえていた。 具体的には、曜日の早送りができない事と、自動巻機能が壊れており振っても巻けなかった。 入手しにくいモデルなのとヤフオクなのでまあしょうがない。

修理してもらおうと地元の時計店を巡ったが、店に部品がなく店で分解しての修理は難しいと説明された。 店から Seiko に送付することもできるといわれたが、最低 5 万 6 千円かかるといわれた。 自分でもっと安くする方法がないか調べたくて、その時は依頼しなかった。

2. 古いモデルでも Seiko のコンプリートサービスが受けられる

時計店の中には、修理を専門としている業者も多く、お願いしていただける所をさがしていたら古いモデルでもコンプリートサービスという製造元の Seiko による整備が受けられることがわかった。 一応、セイコーウォッチ株式会社にも確認をとって、自分のモデルが対象かどうかを確認した。

通常のサポートは、製造番号を打ちこむと依頼できるシステムになっていますが、古いモデルの場合はサポート窓口に電話で依頼する必要がある。 電話で依頼すると Seiko から回収ようの箱が届き送付するシステムです。 この時、送料が 1400 円ぐらい請求されるので Seiko を扱っている店にお願いするほうが安くあがると思う。 私は Seiko の直営店にお願いしました。 店によっては、手数料を取る店もあるらしい。

3. 結果

セイコーに預けてから 2 週間後ぐらいに、電話で修理不可と連絡がありました。 セイコーの場合、部品の保有期間が 10 年なので、1960, 1970 年代の時計は無理ですね。 回転錘の仕様が異なっているためと説明されました。 なお、セイコーができるだけの応急修理をしてくれたみたいで、一応ローターで巻けるようになっていた。 ヤフオクや ebay に部品はいくつか出品されているのだが、どれの仕様がことなるのかわからない。 どうすればよいのだ。